昨日のことだが、ふと思い立って、このグミフェチブログで表示していた広告を削除した。
10年くらい前にこのグミのレビューブログを始めて、毎日毎日記事をアップしていたら、ある程度のPVになってきて、これは広告を入れるといくらかお小遣いをいただけるのではないか?という軽い気持ちで広告を導入した。
本当にお小遣い程度の金額だったけど、あるのとないのとでは大違いで、何よりも自分が書くブログでお金が稼げていることにやりがいを感じるようになった。
それ以降も毎日記事をアップしていくのだが、いつからか、PV数を増やそうとする意識=広告収入を増やしたいという気持ちが強くなっていった。
別にそれが決して悪いとは思っていないのだが、広告収入を増やしたいという気持ちから始まる記事執筆はちっとも楽しくなかった。
広告を表示する前は自分の気持ちの赴くままにグミレビューをしていたのだが、広告を表示してからはこんなレビュー誰も読まないんじゃないか?書く価値なんてないんじゃないか?という自己評価をするようになり、グミレビュー記事執筆が苦しい作業になっていった。
そして、グミレビュー記事更新が完全に止まって2年が経とうとしている。
その間もちょくちょくレビュー再開を試みたがなかなか気持ちが乗らずすぐに中断。これからグミフェチをどうするかという悩みがずっと頭の中にありながら悶々とする日々を送っていた。
そんなある日の昨日、奥さんから「文章の書き方がみやもと似てる人がいる。」と教えてもらったとあるブログ。見てみると奥さんのいうとおりだった。それ以上に、この著者は自分の思うことを素直に自由に書いているんだろうなということを感じた。そのブログには広告はもちろんなかった。
グミフェチを始めて嬉しかったこと。
グミフェチを立ち上げてすぐ、一桁PVだったけど、見てくれてる人がいるだけで喜べた。
レビュー記事にコメントをしてくれる人がいるだけでドキドキした。
その人とコメント欄で会話しただけで、グミフェチやっててよかったなと思えた。
広告で報酬が発生したことももちろん嬉しかったけど、比べものにならないくらい、グミフェチを誰かが見てくれたことが嬉しかった。
自分が書きたいことを自由に書いて、それに反応してくれる人がいる。それでいい。
そこに広告は必要ない。
だから広告をはずすことにした。
広告をはずしたグミフェチはとってもスッキリしたり、同時に自分がグミフェチを見るたびになんとなく感じていた「モヤ」が晴れた気がする。
新しいことをいろいろとやってみることはとても大事だけど、やってみてそれが自分にあっていないのであれば、やめてみることもいいことだと思う。
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